「Luigi Colani Design」
またピアノのお話が続くのですが、北京に現れたルイジ・コラーニデザインのピアノ。世界10台限定228万元/3876万円。きっとこれも即売なのでしょう。それにこのインパクトのある意匠!瞬間で「おおコラーニさん健在なのか?」と、今日もそのオントシを調べてみれば、カール・ラガーフェルドより10歳年上、1928年生まれの81歳です。そのオフィシャルサイトでも健在振りをアピール。やはり存在感はただものではありません。
さてこのルイジ・コラーニさん「自然界に直線は存在しない」と云う自説。そのバイオデザインを提唱します。そして自然界から取り入れた流線型というか、時にはたじろがされるほどの、生物的な未来のデザインをして行きます。いつの間にか未来の都市景観が有機的なトレンドになったのは彼の仕業です。
つまりコラーニ以前と以降では人類の?未来感がかなり変わったといっても過言ではないでしょう。
参考までに、コラーニのデザイン展[URL]
80年代のこと、このコラーニのデザインに接した時には、衝撃を受けました。そのころは、コラー二こそはエルゴノミクスデザインの提唱者だというミスリードをしていたようで、人間工学=エルゴノミクスとコラーニの掲げるバイオデザインは、近似しつつ全く違う性格のものだということは最近まで分からなかったのもお恥ずかしい限りです。
いまはエルゴノミクスはユニバーサルデザインのような性格を大きく包含していて、逆にユニバーサルデザインに包含されていくのかもしれませんね。人間工学に端を発すると、つまるところ触れるもののユニバーサル性が基本になってしまいました。
とにかく前回のカール・ラガーフェルドの時も書きましたが、「若い者に任せろ」というのは軽薄な言葉です。
No.011 09/03/18
Creative Director 山田 徹 Yamada Tetsu 株式会社グローブコンペティション代表取締役
最近(2008年4月)事務所を郊外に移転しました。そこは趣味のラリーマシン製造のために田舎に所有していた鎮守の森の前にある自動車工場を大改造して制作。本来デザイナーの腕としては自信がある?ものの今回は「原則として廃材や貰い物で、作る。図面は引かない!行き当たりばったりで作る」というコンセプト。友人の世界的建築家の有馬裕之氏も「・・・・」と大納得?の新オフィスで、いまだ未完成の部分をどうしようかと悩んでいるようです。その有馬氏は、ここにリエゾンオフィスを置こうかと思案中とのこと。特に表に向けて閉鎖的、裏に向けて開放的!!?な事務所。来る人を阻み、来た人を快適に、が特徴だそう。
1階はベランダ部分が主な打ち合わせスペースですが、目の前はすぐ鬱蒼とした森。ベランダからはすぐに小径があり、鎮守の森の散歩が出来ます。またこの森は特に小鳥が多く、午前中は素晴らしい鳥の鳴き声で至福の時間が得られます。椅子は本人がコレクターだというだけあって、ものすごくたくさんあります。今度はデザイナーや建築家と林業関係者らとのコラボレーションで「木の椅子」を展開するプロジェクトも進んでいます。さらにはツリーハウス・プロジェクトは、都市と中山間の交流促進と、ただの遊び場ほしさの提案が進んでいます。さらに四国八十八カ所にならった?小さな山の中のトレイルを作ろうと考えているようです。
基本的には読書が趣味ですが、1年のうちの半分近くを旅と読書で過ごしています。クリエイティヴディレクター、コピーライター。時々イラストも描きます。環境問題は25年前から積極的だったのですが「最近はヒステリックな温暖化原理主義はいかがか?」と思案中。環境に特化した地域のフリーマガジンを計画中!なのですが、「環境問題はなにが問題なのか」みたいな切り口ではじめたいらしいので、しばらくしたらこのウェブサイトでも事後報告が出来るかもしれません。どうぞこれからもよろしくお願いします。
09/03/03
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